Tasar Ashiya Fleet

西日本選手権レポート

投稿日時 2012-7-12 6:06:18
執筆者 kat2866jp
2012年度西日本選手権優勝の多田さんに、レポートを書いていただきました。




第23回西日本を終えて
2012年7月9日
多田幸男


 皆さんお疲れ様です。大会を準備・運営して頂いた関係者には厚く御礼申し上げます。お陰様で大変楽しいレースをさせて頂きました。大変ありがとう御座いました。

 「レポートを出せ」との事なので少し当日の行動を振り返ってみます。皆様の参考になれば幸いです。

 今年は、クルーが変わりクルーウェイトが30kg増えました。そこで今大会のテーマは「ボートスピード」に置きました。今までは、クルーウェイト100kg弱で軽さでスピードと高さが出ていましたが、130kgでどこまでボートスピードが出せるのか?どこまで通用できるのか?が不安でした。幸いなことにクルーが超ベテランで、スキッパーはテルテールに、クルーは風に集中すると言う本来の役割分担に徹することが出来ました。又、情報のやり取りを頻繁にしてお互いの意思疎通を図ることが出来ました。ということで、現在の状況の中でのボートスピード・レグ全体の中でのボートスピード(ブローの中を走る)をある程度追求できたのではないかと思います。
 具体的にレースを振り返ってみます。
 第1レースの戦略は、右海面を使って走る、その為に上からスタートするでした。しかしながら、スタート直前には艇団が上に集まり、且つ、風が左にシフトした為、下スタートに切り替えました。フリーウォータが十分にあったためトップスピードでスタートが切れたと思います。その後、右海面を意識しながら、風の振れに合わせタックを繰り返していきました。結果的には、風のない真ん中のコースを走りました。第1上を7位で回航した時は、トップ集団は150mほど離れていました。第3マークまでは順位に大きな変動はありません。第3マークを回航する時先行艇が上り気味にマーク回航したため、下突破を選択しました。その後、下斜め後方よりの寄せ波があり、波に乗せるとボートスピードが上がるので右海面を走りました。第2上は5位で2艇ほど抜いたことになります。また、トップとの距離も近づきました。第2下でのマーク回航は、先行艇の上側にポジションをとるように回航しましたが、先行艇のバックウィンドがきつく、即タックしました。その後、左沖海面に風があり、風も左に振れていました。その為左海面を使い、シフトに合わせてコースをひきました(クルーの指示で)。結果的には、3位でしたが、1、2位艇にも後3・4艇身ほど接近しました。
 問題点は多々ありますが、「微風の中でのボートスピード」という課題は何とかクリアーできそうな感触をもてました。

 第2レースは、スターボロングであるが右海面がやや有利、加えて大変シフティな風であると判断しました。スタートラインは上有利、そのため艇団は上に集中するだろうと判断し、戦略をたてました。スタートは、上の船団の下をキープし、フリーウォータを持ってスタートがきれました。スタート直後、風が下に振れますます有利となりました。後は、スターボロングを意識しながら、風の振れに合わせタックをし、ブローの中を走る事を意識して走りました(クルーの指示)。ほぼ予想した通りの走りが出来たためか、第1上は1位で回航しました。しかし、その後の走りに問題があり、結果的に2位となりました。課題は二つです。その一つ目は、フリーでの走りです。ボートスピードを追求せず、直線的なプロパーコースを取ったことです(これは、軽量チームの時の走りが出たのではないかと思われます)。もっとスピードを追求した走りをすべきだったと思います。二つ目は、クローズでフルハイクの状態にある時、ブローが入った時の対処の仕方です。一定のヒール角度を保つことに集中していて(ヒール角度をセールとラダーで調整すること)ヒールする力をスピードに変える努力を怠ったことです。と言うよりもそのスキルをまだ身につけていないと言うことです。このスキルについては、前夜祭の場で友人よりアドバイスを受けていたのですが、一夜漬けでは出来ませんネ!

 新チームで臨んだ結果、大きな結果と次の課題が見えました。全日本には、この二つの課題を克服して臨みたいと思います。私の座右の銘は「求めよさらば、与えられん」です。全日本で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。






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